鎌倉七福神めぐりのルートや所要時間についてご紹介いたします。
電車移動の運賃などもふくめて効率のよいルートや、回り方のコツを見ていきましょう。
鎌倉七福神とは？
正確には「鎌倉江ノ島七福神」と呼ばれています。鎌倉～江ノ島にかけての寺や神社に七福神が祭ってあるため、そう呼ばれています。ちなみに七福神とは以下の7人の神様です。
・恵比寿
・大黒天
・弁財天
・毘沙門天
・布袋尊
・福禄寿
・寿老人
七福神をただしい順番にならべると以上の形になります。七福神は初めから7人いたわけではなく、この順番でくわわって増えた結果、7人になったからです。
その7つの神社と神様の対応表は以下のもの。
・恵比寿……本覚寺
・大黒天……長谷寺
・弁財天……鶴岡八幡宮、江ノ島神社
・毘沙門天……宝戒寺
・布袋尊……浄智寺
・福禄寿……御霊神社
・寿老人……妙隆寺
これを見てもわかるように「弁財天」が「鶴岡八幡宮」と「江ノ島神社」の2か所に祭ってあります。そのためコンプリートするためには合計8つの寺・神社を回らなければいけません。それぞれの最寄り駅は以下の通り。
鎌倉七福神の最寄り駅は？めぐる順番は？
鎌倉七福神めぐりは「JR北鎌倉駅～JR・江ノ電鎌倉駅～江ノ電長谷駅～江ノ電江ノ島駅」という動きをするとスムーズにまわれます。それぞれの経由駅にある七福神は以下の通り。
【JR「北鎌倉駅」】
・浄智寺（布袋尊）
【JR、江ノ電「鎌倉駅」】
・鶴岡八幡宮（弁財天）
・宝戒寺（毘沙門天）
・妙隆寺（寿老人）
・本覚寺（恵比寿）
【江ノ電「長谷駅」】
・長谷寺（大黒点）
・御霊神社（福禄寿）
【江ノ電「江ノ島駅」】
・江ノ島神社（弁財天）
北鎌倉駅～鎌倉駅の徒歩ルートのあいだにかなりかたまっているということがわかります。では、効率的なまわり方のルートのご説明をいたします。
鎌倉七福神巡りのおすすめルートの運賃は？
JR「北鎌倉駅」
↓（徒歩）
江ノ電「鎌倉駅」
↓（運賃:190円）
江ノ電「長谷駅」
↓（運賃:260円）
江ノ電「江ノ島駅」
鎌倉七福神巡りの場合、効率を考えた場合、このルートで動くことになります。具体的な動き方は以下の通り。
鎌倉七福神巡りのルート詳細＆所要時間は？
鎌倉七福神めぐりの所要時間は多めに見ても5時間あれば充分にまわれるルートです。まわり方の詳細はこちら。
1.北鎌倉駅から鎌倉駅までは七福神巡りをしながら徒歩
まずJR「北鎌倉駅」から鎌倉駅にむかって徒歩5分ほどの場所に「1.浄智寺」があります。そこで御朱印帳を手にいれるところから七福神巡りはスタートします。
浄智寺で御朱印をもらったあとは鎌倉駅に徒歩でむかいながら、途中にある「2.鶴岡八幡宮」「3.宝戒寺」「4.妙隆寺」「5.本覚寺」をまわります。距離はそこそこ長いですが決して歩けない距離ではありません。のんびりと2時間～3時間かけてまわりましょう。
2.鎌倉駅から長谷駅へは江ノ電で移動
JR・江ノ電「鎌倉駅」に到着したら「江ノ電」に乗って江ノ電「長谷駅」にむかいます。長谷駅をおりてすぐに「6.長谷寺」があります。そこから江ノ島方面に5分ほど歩いた場所に「7.御霊神社」があります。そこで御朱印をもらったあとはルートが2つにわかれます。
3.御霊神社～江ノ電「江ノ島駅」へのルートは2通り
御霊神社は江ノ電「長谷駅」と「極楽寺駅」の中間に位置しています。そのため、どちらから電車に乗ってもOKです。ちなみに「御霊神社」から江ノ電「長谷駅」までは徒歩で5分程度、「御量神社」から江ノ電「極楽寺駅」までは徒歩で10分程度です。
所要時間が倍違うといっても、距離的にはそれほど違わないため、戻るか、進むか、どちらを選んでも散策を楽しめるので好きに選んでOKです（運賃はどちらもおなじ260円）。
4.江ノ電「江ノ島駅」から江ノ島神社までは徒歩
ここが実は一番の難所だったりします。最寄駅の江ノ電「江ノ島駅」から「8.江ノ島神社」までは徒歩で20分程度かかってしまいます。また営業時間が8:30～17:00ですので、少なくとも江ノ電「江ノ島駅」に16:00ころには到着していないとかなりバタバタになってしまいます。
鎌倉七福神巡りのコツ
江ノ電の乗降が多く通常の運賃を払った場合は江ノ電料金だけで片道450円かかってしまうため、江ノ電の一日乗車券「のりおりくん」（600円）を購入した方がお得だといえます。その点「のりおりくん」ならばその日に限り、江ノ電に600円で乗り放題になるからです。
以上が、鎌倉七福神巡りのルートとまわり方のコツでした。
ぜひ参考にしてください。